サーバーのソフト管理を任せているエンジニアのミスター・セルジオは地味だが
堅実で任された仕事は必ず納期にやり遂げる意思の強い男だった。
そのセルジオのお父さんが交通事故で亡くなったとの電話がセルジオからあった。
夜にマンハッタンの横の高速のフランクリン・ルーズベルト・ドライブで小さな接触事故を車どおしで起こしたらしい。
これ事態は車がへこんだ位でなんともなかったらしい。
衝突の直後車からおりて外で相手と話していたらしい。
なんとその時に後続のトラックに跳ねられたのだ。
即死だった。不幸としか言えない。
俺の友人もLAで運転中隣の車線から急に寄ってきたトラックの車輪に乗り上げられ
大怪我を負った。
また知人の娘もホームステイ先でホストファミリーの好意で観光地に向かう途中に
交通事故に遭い死んでしまった。
俺も以前書いたがLAで信号待ちをしていたところ後ろからベトナム人女性が運転
する車にノーブレーキで追突された。
俺は日本でもアメリカでも事故現場での救急隊員の動きをよく見ている。
日本の隊員はあらゆる法的規制があり気管切開で気道確保もできないという。
簡単な処置で救える命をみすみす死なせている。
皆は夜とか道路で電気がついたまま停車しいる救急車を見た事がないだろうか。
これはすでに患者を車に運び入れているのに搬送先を探すのに手間取っている
からなのだ。
救急隊員は携帯で一軒一軒引き受けてくれる病院をあたっているのだ。
それが長いときは20分くらいやってたりする。
一刻を争う急患をこんな状況で待機させる体制もおかしい。
いくら救命救急で最新の医療機器を導入しても肝心の搬入までの
体制が整っていないのだから片手落ちもはなはだしい。
アメリカはDOA(心配停止状態)からの蘇生率が日本よりも圧倒的に高い。
そして全米でさらにトップの成績を上げているのがフロリダなんだ。
なぜだか分かるかい。
キューバからの難民が多く、犯罪も多発してガンショットの事件がむちゃくちゃ多いから
なんだ。
医学書の銃創の文献でもほとんどがフロリダの文献らしい。それだけ技術が
進んでいるって事だろう。
ニューヨークでの救急車の問題点がひとつある。
あまりにも救急車の往来が多くて警報鳴らしていてももう皆めんどくさがって
一般車が避けないんだ。
ここではドラッグの救急車要請が多いのを知っているし一般人は自業自得だと
思っているからなんだ。困ったもんだ。
フロリダのディズニーワールドで突然胸をおさえて倒れ込んだ人がいた。
係員がすぐに無線で呼びかけるとディズニーワールド専門常駐の
救急隊員3人が大きなスーツケースを持ってすぐに到着した。
その対応と落ち着いた処置が実に見事でかっこいいのだ。
心臓マッサージの後、心臓めがけて電気ショックもやり強心剤を打ち、
見事蘇生させた。
それらをコンクリートの地面の上でやるのだからおそれいるよ。
心筋梗塞で倒れるなら日本とNY以外のアメリカの都会部がいいよ。
でもさすがディズニーだと思ったよ。
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