俺のブログを見てくれている多くの人たちから熱い感想をもらっている。
自分のメッセージが一人でも多くの人の励みや支えに
なれる事はこの上ない喜びだ。
読者は日本だけでなく海外在住の日本人や学生、
ビジネスマンなど幅広い。
アメリカから帰国した折、わざわざ訪ねてくれた人もいる。
彼らは若くこれから起業しようとするファイターだ。
成功までの過程には知識と経験のインプットする時期と
知識と経験を活用して戦うアウトプットする時期がある。
若い人はこのインプットの時期をパスしたり
短縮しようとする傾向が強い。
これはライブドアの堀江社長と影響が多いと思う。
しかし俺はこの傾向には反対だな。
自分が目指す業界で一流と言われる優秀な会社にサラリーマンとして
入社するのだ。
一流とは大企業の事ではないぞ。小さくとも一流の仕事をすると
言う意味だ。
大企業は分業化が進んでいるが小さい会社は営業、営業事務、経理、
在庫管理、総務、何でもやらされる。それが独立した時に役立つのだ。
そして給与をもらいながら「見えない給与」をもらうのだ。
わかるか?見えない給与とは「経験と知識」なのだ。
会社の利益に貢献しているのはたった一割の社員だ。
その中で最高の先輩を見つけその先輩に張り付く。
そしてありとあらゆる事を吸収するのだ。
交渉術、情報収集、社内政治力、新規顧客開拓、業界の専門知識、
人脈、競合他社の動向、
全てを吸い上げる。
さらに反面教育だ。会社に仕える辛さ、いやな上司に使われる惨めさ、
ごまをする同僚の姿、意味の無い朝礼、社是の暗唱、
くだらない飲み会、これすべて血となり肉となる経験なのだ。
そして社内のプロフェッショナルになり会社をめちゃめちゃ儲けさせるんだ。
そうすれば必ず成功はほぼ保証されているようなものだ。
インプットを避けて通るな。最低5年できれば8年頑張ってみろ。
揺るがない土台ができるはずだ。
学生からすぐ独立などやめておけ。
宝くじにあたったように成功する人間もたまにいるが、
修羅場をくぐってきた人間とは人間の魅力が違うのだ。
度胸が違うのだ。
バネは縮むほど大きく反発するんだ。
惨めな思いを身体に叩き込め。そして羽ばたけ。
遠回りをする勇気をもて!
どん底に落ちるのを怖れるな!