かつて日本テレビの矢追純一のUFOの取材特番が年に2回くらい放送されてその世界のUFO情報とアメリカ政府がUFOと宇宙人の捕獲の
事実を隠蔽しているといった内容はとても真に迫っていて面白かった。
アメリカには極秘にUFO問題を扱うMJ12という組織が存在しているという。 1987年ウィリアム(ビル)・ムーアは友人のTVプロデューサー、ジェイムズ・H・シャンドラのところに匿名の人物から送られてきた未現像フィルムを現像してみたら、政府機密文書らしきものが写っていた。
これは初代CIA長官ロスコー・H・ヒレンケッター提督からアイゼンハワー大統領への申し送り文書と思われるもので、1947年のUFO墜落事件(ロズウェル事件)をきっかけに発足した「MJ-12」と呼ばれる機関について書かれていた。
ムーアらは情報公開法によって公開された「MJ-12」委員会の開催日時に関するアイゼンハワー大統領の特別補佐官であったロバート・カトラーが書いた文書も発見できた。
ことの真偽論争さかんな88年末から89年初めにかけてウイリアム(ビル)・クーパーという元海軍情報将校は自分も軍にいたころ、
「マジョリティー計画」と呼ばれるUFOに関する機密文書と、これまで欠番として存在しないとされてきた米空軍「プロジェクト・ブルーブック」の「特別報告書第13号」を見たと名乗り出た。
しかし実はムーアの提出した文書は偽物であることがその後確かめられた。まったく寸分の狂いも無いサインが別の書類から見つかったのだ。
そのサインをコピーアンドペーストして偽造したものだったのだ。
事実についても差異があり、84年にジェイム(ジェイミー)・H・シャンドラのところに送られたものであるとされている。
またクーパーの証言も荒唐無稽で信憑性はない。
また一部で支持されている「カトラー=トワイニング・メモ」についても、文書自体は実際に公文書館に存在しているものの、発見者であるムーアが偽造して紛れ込ませた可能性が高い。つまり現在、「MJ-12」に関する公文書は存在しない。
MJ12はすでにアメリカでは80年代初頭、架空の話としてUFO研究家の
中でも相手にされていかなかったのである。
しかし矢追純一の番組では新発見!緊急特報 マジェスティック12というプロジェクトの存在が明らかになった!ってな調子でアメリカの事情に
うとい日本の視聴者に見せてしまった。
番組事態はほんとうによくできていて真に迫っていた。
矢追さんの友人のディレクターにも聞いたが矢追さんは
とても真面目な人だと聞いた。
しかしこれをドキュメンタリーや報道番組として見るのはちょっとな。
エンタテインメントかもしれないな。
近頃のテレビ番組で解決困難な事件や迷宮入りした事件を
番組が海外の超能力者を使って透視してもらって犯人を見つけ出そうと
する事が多い。
しかし透視した風景や地理が実際のものと一致する場合は多いが
番組を最後まで見ていても犯人逮捕や行方不明者が発見された
ケースはまずない。
いい加減見る方もどうせ見つかっているのならこの番組放映までに
ニュースで流れる方が先だからどうせみつかりっこないよなって
思いで見てる。
犯人の特徴や似顔絵や探す場所のスケッチだけ見せられても
もう飽きたよっていうのが本当のところだ。
しかしオランダの超能力者のクロワゼットは本当のホンモノだった。
これは俺が番組のプロデューサーから実際に聞いた事だった。
オランダのユトレヒトに住んでいた、世界的に有名な超能力者・ジェラルド・クロワゼット。
彼はその透視能力で、迷宮入りになった難事件を数限りなく解決し、彼の能力を頼って諸外国の警察からも調査の依頼が多く寄せられていた。
1976年5月3日、そのクロワゼット氏が日本に来日した。
来日の目的は、当時行方不明になっていた菊池美和ちゃん(7歳)の捜査に協力するためであり、美和ちゃんに関してはそれまで警察が大捜索をしていたにも関わらず、依然として手がかりはつかめていなかった。
この美和ちゃんの行方を透視してもらおうと、テレビ朝日の番組「水曜スペシャル」によってクロワゼットによる調査が実現したのだ。
来日した翌日、クロワゼットはさっそくテレビ朝日の応接室で美和ちゃん事件の真相について透視を始めたそうだ。
美和ちゃんの写真をしばらく見るとすぐにペンをとり、地図を書き始めた。
そして彼の透視の結果は・・・
・残念なことに美和ちゃんはすでに水死している。
・現場には広い道がある。
・川があって、その川では最近別の人が水死している。
・大きな池が見える。
・その池の中から黄色いものが突き出ている。
・道路と池の間に建物や林がある。
・自動車のスクラップの山がある。
・隣に子供の遊び場がある。
・桟橋にはボートがつないである。
・売店が見える。
など、10項目以上の結果を示した。
これらの項目によく似た場所を探してみると、千葉県市原市・山倉ダム付近にそっくりなので、クロワゼットにその場所の地図を見せると「ここだ!」と言って地図上のある部分を指差した。
この場所に美和ちゃんの死体があると言うのだ。
5日早朝、番組スタッフは半信半疑ながらも市原警察署と連絡をとり、現地に向かった。
そしてそこで取材班の見たものは・・全てがクロワゼットの予言通りであり、美和ちゃんの死体は撮影班によって、言われた通りの場所で発見されたのである。
この模様は新聞やテレビニュースによって流され、番組は全国に中継され、国内に大反響を巻き起こした。
が・・、当時日本でもこの事実をそのまま信じない人も多く、雑誌などでは「偶然かトリックか!?プロデューサーが番組のために幼児を殺した」などという見出しで騒ぎになった。
しかし当時の番組のスタッフは普段はやらせだらけでせせら笑っていた連中だがこのクロワゼットの透視能力には驚いたと言っていた。
その後、美和ちゃんは誤って転落し溺死したものと判明した。
すでにクロワゼットは亡くなってしまったが彼はホンモノの
超能力者だった。
そして確実に人知を超えた超能力というものは存在するのだ。