ちょっと近寄りがたトライベッカ地区も今ではすっかり
垢抜けた街になった。
トライベッカのすぐ南にはウォールストリートなどのダウンタウンの
金融街があり仕事を終えた彼らがここに屯す。
ここには有名な「Bouley」や「Scalini Fedeli」や「Danube」が軒を連ねている。
この激戦区に高級和食レストラン「MEGU」がオープンした。
NYのちょうど東側にはフルトンマーケットという立派な魚市場があるのに
MEGUは材料を毎日築地から取り寄せているという。
店内はあのでかい鉄の釣鐘が天井からぶら下がっている。
マンハッタンにはおよそ400軒もの和食レストランがあるがそれらの60%は
日本人以外の経営によるレストランだ。また半数以上に日本人の従業員がいないんだ。
以前俺が書いたエンパイアステートビルにある回転寿司屋も
マンハッタン中で見かけるラーメン店のドサンコも日本人は一人もいない。
マンハッタンではいままでは一番有名な高級和食レストランと言えば圧倒的に
「NOBU」が有名だった。日本人シェフの松本信幸とロバート・デニーロによる
経営で有名だ。ディナーの予約はいつも一ケ月先まで埋まっている。
かつてデニーロが最初に手がけた和食レストラン「OMEN」(お面と読む)
はワシントンスクエアーのそばにありとても好きな店だった。
でもあのホラー映画のタイトルと同じスペルだからといってオーメンと読んで
恐れていたアメリカ人は多かったなあ。
ここはとても気軽に入れて天ぷらうどんがうまくて夜遅くまでやっていたのでよかったのにな。
ただ店内が暗くて今自分が何を食べてるのか分からないくらい暗かったなあ。
あと好きだったのはエクソンビルにある「寿司清」はうまいし天井が高くて雰囲気がよかったな。
ウォルドーフアストリアホテルの天ぷら屋の「稲菊」も店内に河があり太鼓橋がかかり
板前さんは平安京の着物を着ているのはとても面白い。
その年ニューヨークベストシェフに選ばれたマーカス・サミュエルソンはエチオピア人だが
スカンジナビア料理を得意とする彼が「RING」というレストランで高級和食を手がけるという。
また同じくニューヨークのベストシェフになったフレンチのベテラン、エリック・リペルも
「GEISHA」という店でフレンチと和食の融合に挑戦している。
この店、料理よりも店がとにかくめちゃめちゃ面白いんだ。
日本人にはこの発想ができないだろう。
今マンハッタンのエグゼクティブは健康志向からかなかなかフレンチには行かなくなってきた。空前の高級和食ブームなのだ。
さらに沖縄からは「和の一」が出店を計画しているとここの社長から聞いた。
高級沖縄料理!果たして結果はいかに。
仕事で接待で高級和食は食べる機会もたまにはあるけれど
はっきり言ってそこまで俺は偉そうに言えるほどグルメではないんだ。
NOBUでディナーを気取って食べていても昼間は
屋台のホットドッグを5本を1分半で飲み込んだりしてるんだもんな。
それといつも思う。NOBU値段高すぎだよ
でもそんなNOBUが911の時、店を1ケ月クローズして消防団やボランティアのために
毎日大量の弁当をデリバリーし続けた姿勢は素晴らしい。
逆にテロ当日、負傷した消防隊員のために水をもらいにスターバックスに頼んだら
お金を請求したらしい。これが後に大問題になりスタバの社長がお詫びの
会見を開いたのはニュースでよく流れていた。
でももっともっとハンハッタンに御惣菜が食べられる定食屋をお願いだから
たくさん作ってくれー!
俺がほんとに食べたいのはそんな素朴な料理なんだ。
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