学生時代はスキーをやってたんだが
世は一代スキーブーム。リフト待ち1時間、道は
大渋滞。それからしばらくスキーからは離れる。
97年スキー復活しようかと考えていたら
スノーボードを試しに滑ってみてそのスリルに夢中。
フリースタイルスノボをかわぎりに
スピードレース用のアルペンボードに転向。
今年で7年めになる。
一昨年にはさらにスピードと直進性を増したSKWALにはまった。
http://skwal.mydns.jp/ild-inc/
でも難しさはハンパじゃなく
最初SKWALをはいたときは今までのアルペンスノボの技術と
プライドがすっとんだ。
全くターンができずゲレンデの場外へ
猛スピードで飛び出してしまう。
こんなに「転ぶ」というものを経験するのも
何年ぶりだろうと思った。
恥も外聞もなかった。ころんでは起き
起きてはころんで。
最初はよろよろ立ち上がって、滑り出したら一気に猛スピードで
あっという間に崖下の森にコースアウトだ。
「えー、こんなもの買ってしまってどうしよう」ってまじで思った。
正にアルペンボードで培った経験と誇りが一瞬で吹っ飛んだ。
でも困難が大きいほど燃えるたち。
快楽は苦痛の向こう側に常にあるというのが私のモットーなんだ。
転びまくり、逆エッジをくらい、雪を食らいながら耐えた先に
始めてから2時間を過ぎたところからコツがつかめはじめた。
後足加重、死んでも前向きを保ちボード風横乗りをしないこと、
前にかぶさって低く低くなること、板の裏のエッジが今どっちが
噛んでいるか頭で映像をイメージすること、スピードがのると必ず安定する事を
信じてバランスが悪くなったり怖くなったら逆らうように逆に加速する。
朝十時から始めてお昼の1時頃にはアルペン並のスピードで連続ターンが
なんとかできるようになった。
一人興奮た。ヘルメットの中で叫んだ。
こんな最高のスリルが味わえるスポーツをなんで
みんなやらないんだろう。
ウインタースポーツは
「重力と喧嘩し、風と友達になる」
SKWALに出会えてよかった。もう始めてから次々5本も買ってしまった。
はやくシーズン始まらないかなー。夏は海、冬はやっぱり山が好きだな。
1シーズン多い時で25回くらい山に滑りに行ってしまうほどだから。
NOWHAT DOES IT BETTER!