普通の犯罪で成人であれば例え教師であろうと
役人であろうと政治家であろうと被疑者を逮捕した場合は
氏名年齢がマスコミで公開される。
ところが皆気がついているだろうか。
警察の内部で逮捕者が出てもまず被疑者の名前は公表されない。
これは一体どうゆう事だ。
人は法の元に平等ではないのか。
さらに本犯人が逮捕されて濡れ衣を着せられた無実の人間を
取り調べたり逮捕したり送検した警察関係者、起訴した検事、
間違った判決を下した地裁、高裁の裁判官の氏名はなぜ
公開されないのか。
衆議院選挙のついでに最高裁判所の裁判官の罷免認否の
記入を行っているがそれらの裁判官の扱った事件の経歴は
一切出ていない。
これでは罷免の検討がまったく素人国民にはできない。
警察の留置所で留置されている女性に強制猥褻をして逮捕されても
名前は一切公開されない。
一旦容疑者と睨まれ警察で留置され連日の取り締まり執拗な大声の
取り締まりを受け、ここで罪を認めれば軽くて済むしすぐに出られるように
してやるなんて言われたらだれだって普通のそこいらの社会人は
一発で認めてしまうだろう。
そして自白調書は警察が書くんだ。それに署名させられる。
それであとは容疑者は罪を認め自白しました。
無実の犯人いっちょあがりだ。
これを読んでるあなただって最高21日間留置所にぶちこまれ
朝から晩まで入れ替わり立ち代りの取り締まり。
疲労困憊してもうこの苦しみから逃れられるならもう認めてしまっても
あとで変更すればいい。もう認めてしまおうという心理になるんだ。
世間からすれば自白しているのだからやっぱりやったのだろうと思うだろうが
実はとんでもない間違いなのだ。
あの環境でそこらの普通の人間は絶対耐えられない。
例えば無実を訴えて3日目に検事に呼び出される。そして
否認するとあと10日拘留延長をバーンと言い渡される。
これで一般人はへなへなになってもう罪を認めてしまう。
ある政治家の話によれば警察の予算の追及を議会ですると
夜に自宅の前に警官がいつも立っているらしい。ずっとただ
立っているだけ。それは気味が悪い。
議会での追求をかわすための圧力なんだ。
近年Nシステムという車のナンバーとドライバーの顔を撮影して
捜査に使用しているという。
昨今はコンビニの防犯カメラをネットで結び顔認識のバイオメトリクスで
免許の写真と瞬時に照合して誰がいつどこへ出かけたか
監視するシステムが完成しつつある。
個人のプライバシーが警察へ筒抜け、丸見えになるんだ。
警察に最新ハイテクを持たせて暴走させるととんでもない
警察国家が生まれる事になる。
たとえ犯罪がそれで減ったとしてもそれが民主国家といえるのだろうか。
もし警察関係のトラブルに巻き込まれたら俺にすぐ相談してくれな。
力になるから。
俺は弱いものに対して組織や権力をひけらかす奴が許せないんだ。