ブルーヘブン　ニューヨーク　Fighters Die Hard blueheaven.exblog.jp

• すきなことば
  [ 2005-07 -28 01:23 ]
• 本場のナマ英語
  [ 2005-07 -28 01:15 ]
• イエローキャブ
  [ 2005-07 -28 01:06 ]
• スペースシャトルの打ち上げを
  [ 2005-07 -28 00:53 ]

「幸福人とは、

過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、

不幸人とは、

それの反対を記憶している人々である。」




「社交の秘訣は、真実を語らないということではない。

真実を語ることによってさえも、

相手を怒らせないようにする技術である」

Why don`t you settle　down

いい加減、早く結婚すれば

Why don`t you ask her out

彼女に告白してみたらどうだい

Settle down !

静かにしてー（クラスで）

I`m in my early(lately) 40`s

私は４０代の前半(後半）です

She turned me down

彼女に断られた　（告白して）

She dump me

彼女にふられた　（付き合っていて）

俺がニューヨークに始めてきた頃はまだこの形のクラシックな
イエローキャブが走っていた。
拾って乗るのが大好きだった。
ロバート・デニーロの映画「タクシードライバー」に出てくるタクシーそのもの
だからだ。

やがて探すのに苦労するようになり今では完全に姿を消してしまった。
このイエローキャブを俺は本気で日本まで輸入して東京で
乗り回してみたいって思った。

それと映画「ブルース・ブラザーズ」のジェイク兄弟みたいにパトカーの
払い下げを東京で乗るのもいいかなって。

マイアミで二つの仕事があっという間に片付き帰りの予約した
飛行機まで3日も余ってしまった。
ティケットをもっと早い便にしてニューヨークに戻ろうかと
思ったがふと思いついた。
ちょっと前のニュースで確かスペースシャトルの打ち上げが
あるはずだ。ネットで確認すると打ち上げは明後日の朝11時だ。

すぐにトラベルエージェンシーへ電話するが扱っていないという。
それならいきなりケネディ宇宙センターへ電話してやっと担当部所と
話せた。
「リフトオフティケット」（打ち上げが見学できる
席の券）を依頼するが全てソールドアウトだったがキャンセル待ちをすること
5時間で一枚だけティケットが入手できた。
センター入口からのバスで＄３９でランチＢＯＸ付きだ。
Ｆ１みたいに階段状の特設観客席で観るのだ。

深夜に車を走らせてオーランドのディズニーワールドのポリネシアンホテルに
チェックインした。
ホテルの連中とも話したが別に観客席でなくても充分見えるぜって
言っていた。差は真近で観る迫力だ。
その音に感動するって。最初ドッカーンと爆発しそしてバリバリバリって
地響きをたてて炎が真横に噴火するように噴出しついにはシャトルが
振動しながらゆっくりと巨体を持ち上げ始める姿は凄いらしい。

俺は小学校の時から宇宙開発にはことの他興味が深く、
ジェミニからアポロ計画までそれぞれのミッションを鮮烈に覚えている。
月に人類を送り込む壮大な計画であったアポロ計画に比べ
スペースシャトルとはただの輸送機で地球周回をグルグル周って
帰ってくるだけの計画で予算もロケットのでかさも比較にならない。

小学校の俺はアポロ計画の高さ１１０ｍのサターン型ロケットの
打ち上げの音の入ったレコードを擦り切れるまで聞いた。
実況しているアナウンサーの英語を意味を全く理解していないのに
完全にそらんじていたほどだ。
もし本物のサターンロケットの打ち上げが実際に観られるのなら
死んでもいいと思ったものだ。
でもそれがその夢が叶おうとしている。

当日の朝確認の電話をセンターへ入れた。
愕然！
なんと打ち上げが延期になったと言う。少々なら待っても観たい。
いつまで延期になるのだと聞いたらアットリースト３ウィーク（最低3週間）。
これは無理だった。身体中から力が抜けていった。

オーランドの連中に聞くと「そんなのしょっちゅうさ、燃料を注入開始して
発射３０秒前で中止になることなんて事もあったぜ。
むしろ延期のない発射の方が珍しいんだよ」
って言われた。

その後エンデバーが大気圏突入時に事故を起こし爆発した。
ＮＡＳＡは２０年前、スペースシャトルの事故の可能性は120万分の１の
確率だと胸を張った。
しかしエンデバーの事故直後の別な組織の計算によると事故の確率は
なんと４０分の１だったそうだ。

こんな危ない乗り物があるだろうか。
昔はＮＡＳＡで開発された物というだけでブランド力があった。
しかし今や民間企業の方が遥かに優れた製品を作る事ができる。

３０年前にアポロ宇宙船に積まれた数百億円相当の最新コンピューターも
いまやカローラに積んでるチップにも性能は及ばない。

１９６８年当時、映画「２００１年宇宙の旅」が公開された。
あの頃２１世紀とは車は空を飛び月に観光旅行ができる時代になって
いると確信していた。
映画の宇宙ステーションにはヒルトンホテルが入っており
パンアメリカン航空の宇宙船がドッキングする。
今見ても遜色ない技術力だ。

しかし今の現実のステーションは小さなプレハブに毛が生えたような
もの。月に住居？
とんでもない。もう３０年以上も人類は月に行っていないのだから。

子供の頃にさんざんな夢物語を雑誌やテレビで語って夢膨らませた
あげく、見事に裏切ったあの頃の大人の連中は一体どこに逃げたんだ！